じぶんシリーズ

じぶんページ

導入事例

300名を超える従業員とのコミュニケーションを集約。

Gunma Gohkin Philippines Corporation 様

非鉄金属ダイカスト製造業従業員数 300〜

課題:従業員との申請等にまつわるコミュニケーションを、それぞれのスマートフォンからできるようにしたい。


担当者:中島 隆信様(副社長)、Gerlie Alcantara様(人事総務課長)、Mildred Negranza様(情報システム主任)

  1. 導入の背景
    ・全従業員からの申請とその承認状況等のフィードバック、および周辺のコミュニケーションをひとつのシステムに集約したい。
  2. 【導入後の効果1】
    人事労務に関する申請や問い合わせ、フィードバック等が各従業員のスマートフォン上でできるようになり、確認漏れやデータ記録のミス、ディスコミュニケーションが減った。
             
    【導入後の効果2】
    問い合わせやフィードバック、アイディアや意見の共有など、全従業員とのコミュニケーションを円滑に行う場所を「じぶんページ」に集約できたので、業務効率が上がった。

導入の背景

主に自動車の部品を作っており、アメリカやASEAN、日本などに輸出・納品している会社です。群馬県伊勢崎市に親会社があり、子会社としてフィリピンに2つの工場を構えています。おかげさまで、2025年にフィリピン進出30周年を迎えることができました。

現在、フィリピンの2工場で正規従業員が300名ほど、さらに派遣社員が300名以上働いています。これに対し、人事や労務に携わる社員はわずか数名です。これまで従業員からの申請は全て紙で行われ、その内容をスプレッドシートへ転記していました。また週7日、24時間シフト制で稼働している工場なので、提出時間や相談時間もばらばらという状況の中、勤怠などの情報を漏れなくミスなく処理し、期限内に業務を完了させることは至難の業でした。こうした申請や収集した情報、人事労務に関わる諸事項を適切にコントロールし、業務効率を上げるという課題に取り組むために、まずKintoneを導入しました。そしてそこには、300名以上に及ぶ従業員と会社をつなぐブリッジとなるツールの導入が不可欠だと考えました。

フィリピンはスマートフォンの普及率が極めて高い社会です。全ての従業員が自身のスマートフォンからいつでも簡単に情報アクセス・操作ができ、なるべくリーズナブルに使えるものを求めて、一時は自社開発も視野に入れて模索していましたが、「じぶんページ」の存在を知り、その優れた操作性やリーズナブルさから導入に至りました

導入の効果

現在は、従業員一人ひとりにページを発行し、そこから休暇などの各種申請や手続き、個人情報の更新、給与明細の閲覧などが可能になっています。また承認までのプロセスやその進捗状況も同ページ上で確認することができる仕組みを提供しています。これにより従業員は時間や曜日に縛られることなく、スマートフォンやパソコンからいつでも自身のページにアクセスでき、会社とのコミュニケーションを円滑かつ効果的に行うことが可能となりました。

またじぶんページを通じて収集されたデータの集計や経営会議向けレポートの作成などもKintone上で簡単にできるようになり、業務効率が格段に上がりました。多くの従業員から五月雨式に来ていた問い合わせも減り、人事や労務に携わるスタッフがそれぞれ落ち着いて自分の仕事に専念できるようになったことも大きなメリットです。

Gunma Gohkin Philippines Corporation 導入事例1
Gunma Gohkin Philippines Corporation 導入事例2
Gunma Gohkin Philippines Corporation 導入事例3

今後の展開

これまでは社内でのデータ集約やコミュニケーションに「じぶんページ」を活用してきましたが、今後は人材派遣会社やサプライヤーなどの外部業者との連携にまで活用範囲を広げていく予定です。すでに人材派遣会社との間での活用はスタートしており、今後さらに幅広く展開していく考えです。

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記事公開日:2025年5月12日
※事例記事の内容や所属は取材当時のものとなります

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