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- 導入の背景
- ・従来は手書きで作成していた「ケース記録」を、直接kintoneに蓄積できる形にして、適切に管理・活用することで業務効率化につなげたい。
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- 【導入後の効果1】
- 生活支援員が簡単に前回の支援内容を見返すことができ、利用者とのコミュニケーションを円滑に図れるようになった。
- 【導入後の効果2】
- 手書きで提出されたケース記録をkintoneに入力する作業がなくなり、業務効率が上がった。
- 【導入後の効果1】
導入の背景
静岡県からの委託を受けて、県内に居住する認知症を患う方や高齢者、障がいのある方が、適切な支援を受けながら自立した生活を送るためのお手伝いをしています。
月に1、2回、多い人では3回ほど訪問して、生活状況の確認や生活管理支援などを行っています。これには当法人の職員と、有償でご協力頂く「生活支援員」が協力して支援にあたり、訪問支援を行った際に「ケース記録」を作成しています。これまでは生活支援員からのケース記録を紙に記入して提出していただき、あらためてkintoneへ入力して管理する方法をとっていました。
しかしこの方法だと、丁寧に記録を作成しようとするあまり、清書に長い時間がかかってしまう、支援記録をさかのぼって確認することができない点が、大きな問題でした。当法人内でもDX化推進を行っている最中で、このことをコンサルタントに相談したところ、じぶんページについて紹介があり、導入に至りました。
導入の効果
生活支援員が、手持ちのスマートフォンやタブレットから、その場で行った支援を手軽に入力することができるので、圧倒的に負担が軽くなりました。また、kintoneに入力する手間や抜け漏れもなくなり、業務効率化につながっていると実感しています。さらには、簡単に記録をさかのぼることができるので、より良い支援を提供できていると感じています。

今後の展開
県内33市町のうち、導入ができているのが6市町です。今後県内全域に広げていきたいと考えており、目下啓蒙活動を行っている最中です。
社会福祉法人静岡県社会福祉協議会様のホームページはこちら
記事公開日:2025年3月25日
※事例記事の内容や所属は取材当時のものとなります