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- 導入の背景
- ・留学生や外国人研究者の受け入れの際に必要な情報を集約し、またそれに関わるコミュニケーションを円滑にしたい。
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- 【導入後の効果1】
- 必要な情報を個人ごとに整理・管理することができるようになった。
- 【導入後の効果2】
- 受け入れ対象となる外国人構成員、受け入れ担当者、支援員の三者間のコミュニケーションがスムーズに取れるようになった。
- 【導入後の効果1】
導入の背景
2022年4月に、本学で受け入れる留学生や外国人研究者の、渡日から離日までの生活に関する支援や情報サービスをワンストップで提供する窓口として『国際サポートセンター』を開設しました。
同来日に際してビザを取るため書類の手続きに始まり、日本に到着してから空港で迷わないようなサポート、仙台駅から大学や住まいまでの送迎、中長期滞在の場合は住民登録などまで、生活面での負担を減らし、本学での学業や研究・業務に専念できるようサポートしています。
サポートをするにあたって、支援に必要な個人の情報や手続きの進捗、実際に渡日・離日する際のプロセスなどをひとつに集約し、すぐにまとめて見られるようになっていれば、行き違いや迷いが生じません。また、受け入れ対象となる外国人構成員、受け入れ担当者、支援員の三者間がひとつの場所でコミュニケーションでき、かつ履歴が残ると便利だと考えました。
このために最適なツールはないかと業務をサポートいただける企業に相談したところ、kintoneおよびじぶんページの導入を勧められました。
導入の効果
組織を構築するのとほぼ同時にじぶんページ導入となりましたが、それまでの準備段階ではデータに関してはGoogleフォームなどを一部活用し、コミュニケーションにはメールを使用していました。Googleフォームは国によっては使えないこともあり、またメールを使ってのコミュニケーションはCCに誰を追加するかの選定や、過去のやり取りを遡るのが不便でした。
じぶんページを導入してからは、情報の閲覧やコミュニケーションが格段にスムーズになり、漏れのないやり取りができていると実感しています。

今後の展開
まだ一部メールを使用してのコミュニケーションが残っていることもありますので、コメント欄の活用を促すべく周知を徹底したいと考えています。また、本学は国際卓越研究大学として認定され、今後ますます外国人構成員が増えていく見通しです。利用者の増加に伴い、より分かりやすい利用方法の解説やサポート体制の強化にも取り組んでいきたいと考えています。御社には、ぜひ多言語対応の展開を期待しております。
記事公開日:2025年3月24日
※事例記事の内容や所属は取材当時のものとなります